横浜美術館

横浜・みなとみらい21地区の中心に位置する、近・現代美術を専門とする美術館。 2024…

横浜美術館

横浜・みなとみらい21地区の中心に位置する、近・現代美術を専門とする美術館。 2024年3月15日、約3年にわたる大規模改修工事を経てリニューアルオープン。 2024年3月15日~6月9日「第8回横浜トリエンナーレ」開催。https://yokohama.art.museum/

マガジン

  • 【今月の1点】まとめ

    14,000点を超えるコレクション作品から、学芸員のテキストでご紹介します。

  • 【横浜美術館クイズ】まとめ

    横浜美術館やコレクション作品に関するクイズを出題します。ぜひご参加ください!

  • 【#休館中日記】まとめ

    大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしていきます!ぜひご覧ください。

  • 【美術館のひとびと】まとめ

    リニューアルオープンに向けた大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。この機会にさらなる魅力アップを図ろうと意気込む美術館のスタッフは、お休みのあいだも忙しく働いているようです。でも、いったい何をしているの? そもそも美術館のスタッフとはどんな人で、どんな仕事をしている人? そんな素朴なギモンに、日ごろ表に出ることのない美術館のひとびとがお答えします!

  • 【横浜美術館コレクション×18区】まとめ

    横浜美術館のコレクション(所蔵作品)の中には横浜市内18区と関連する作品があるのをご存知ですか?横浜の風景が描かれた作品、横浜出身の作家や横浜を拠点に制作活動にはげんだ作家の作品など、数多く所蔵しています。「横浜美術館コレクション×18区」では18区ゆかりの作家や作品をご紹介します。

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【今月の1点】まとめ

14,000点を超えるコレクション作品から、学芸員のテキストでご紹介します。

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  • 29本

二度と見られない光景―福山秀治《ミルク瓶のふた》

13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。 ふたりの少年が建物の前でゲームに興じています。作品からは、勝負に熱中するふたりの緊張感が伝わってきます。この写真でとくに目を引くのは、地面や建物に落ちる光の表現ではないでしょうか。地面に落ちる光は、少年たちを照らすスポットライトであり、彼らの真剣勝負の舞台をも形づくっています。また、

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絵から香りを感じますか?―上村松園《楚蓮香之図》

13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。 ゆるやかな曲線を描き、流れるように歩く女性のまわりを、蝶が舞っています。楚蓮香は中国唐時代の伝説の美女です。身体から漂ういい香りに魅せられて、外を歩くと蝶や蜂が飛び従ったといわれています。絵の作者は、生涯をかけて女性を描き続けた上村松園。絵画は目でみるものですが、目にみえるもの以上の

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しんしんと—。イギリス人画家も魅せられた、根岸の丘の雪景色。―チャールズ・バートレット《横浜根岸の雪》

13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。 海沿いの集落に降りつもる雪のなかを行く、3人の男性。詩情に満ちた雪景色は、歌川広重の有名な浮世絵版画《東海道五拾三次 蒲原夜之雪》にも通じます。イギリスの画家・バートレットは、旅で訪れた東京で版元の渡邊庄三郎に出会い、この「新版画」に取り組みました。新版画とは、江戸の浮世絵の伝統を近

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幕末の横浜生まれ、サムライ姿の西洋人像―伝 五姓田芳柳《外国人男性和装像》

13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。 裃を着けた江戸時代の武士の姿で立つ男性。その顔立ちは外国人です。この絵には西洋と日本が合わさった不思議さが感じられます。江戸時代の末、港が開かれた横浜は、外国からの人々や商品が上陸し、活気ある交流で賑わう街となりました。五姓田芳柳は、浮世絵や、正統な絵画の流派であった狩野派に学んだだ

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【横浜美術館クイズ】まとめ

横浜美術館やコレクション作品に関するクイズを出題します。ぜひご参加ください!

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  • 3本

横浜美術館クイズ〈第30問〉

月に1回、横浜美術館やコレクション作品に関するクイズを出題します。ぜひご参加ください! 今回で最終回になります。 〈第30問〉 3月15日から開幕する現代アートの国際展「第8回横浜トリエンナーレ」。 出展アーティストは何組いるでしょう。 ①100組 ②94組 ③86組 ④79組 みんなの回答をチェック  クイズの正解はこちら ※クイズは2024/3/8時点情報。2024/3/15時点では、93組。

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横浜美術館クイズ〈第29問〉

月に1回、横浜美術館やコレクション作品に関するクイズを出題します。ぜひご参加ください! 〈第29問〉 当館所蔵のこちらの版画作品。作者は誰でしょう。 ①レンブラント・ファン・レイン ②ディエゴ・ベラスケス ③ウジェーヌ・ドラクロワ ④エドゥワール・マネ みんなの回答をチェック  クイズの正解はこちら

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横浜美術館クイズ

休館中の新企画として「横浜美術館クイズ」をスタートします。月に1回、横浜美術館やコレクション作品に関するクイズを出題します。ぜひご参加ください! 〈第28問〉 色ガラスと金箔を混ぜた飾筥(かざりばこ)で、独自のガラス工芸分野を確立した藤田喬平。 どこの国でガラスを学んだでしょう。 ①ドイツ ②チェコ ③デンマーク ④イタリア みんなの回答をチェック  クイズの正解はこちら 藤田喬平の作品動画はこちら 〈第27問〉 2024年3月15日にリニューアルオープンする横浜美

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【#休館中日記】まとめ

大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしていきます!ぜひご覧ください。

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  • 29本

【#休館中日記】vol.29(2024年2月配信)

大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!

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【#休館中日記】vol.28(2024年1月配信)

大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!

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【#休館中日記】vol.27(2023年12月配信)

大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!

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【#休館中日記】vol.26(2023年11月配信)

大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!

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【美術館のひとびと】まとめ

リニューアルオープンに向けた大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。この機会にさらなる魅力アップを図ろうと意気込む美術館のスタッフは、お休みのあいだも忙しく働いているようです。でも、いったい何をしているの? そもそも美術館のスタッフとはどんな人で、どんな仕事をしている人? そんな素朴なギモンに、日ごろ表に出ることのない美術館のひとびとがお答えします!

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  • 12本

より明るく快適に生まれ変わる横浜美術館で心地良い時間をお過ごしいただきたい。――vol.12 館長 蔵屋美香

2023年度のリニューアルオープンに向けた大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。美術館のスタッフはお休みのあいだも忙しく働いているようですが、彼らはいったい何をしているの? そもそも美術館のスタッフってどんな人? そんな素朴なギモンにお答えするシリーズ第12弾は、いよいよ館長が登場。2020年4月に就任し、まさに新生・横浜美術館の舵取役として奮闘中です。リニューアルで何が変わるのか、変わらないのか。そして横浜美術館はどこへ向かおうとしているのか。今お話しできる最新情

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気軽に入れるショップ&カフェから、アートの世界へようこそ!――vol.11 ミュージアムショップ&カフェ担当 普川由貴子

2023年度のリニューアルオープンに向けた大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。美術館のスタッフはお休みのあいだも忙しく働いているようですが、彼らはいったい何をしているの? そもそも美術館のスタッフってどんな人? そんな素朴なギモンにお答えするシリーズ第11弾は、美術館内のミュージアムショップ&カフェを担当するスタッフが登場。「アートは敷居が高い」と感じる方でも気軽に利用できる、隠れた人気スポットといわれてきましたが、今後その魅力がさらにアップしそうです。 カフェ

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横浜美術館の情報をくまなく集め、発信し、お客様や社会とつなぐ。――vol.10 広報 藤井聡子

2023年度のリニューアルオープンに向けた大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。美術館のスタッフはお休みのあいだも忙しく働いているようですが、彼らはいったい何をしているの? そもそも美術館のスタッフってどんな人? そんな素朴なギモンにお答えするシリーズ第10弾は、この連載などの運用も担っている広報スタッフが登場。横浜美術館の魅力を発信するために日夜奔走する、その舞台裏をのぞいてみました! 展覧会の広報は1年前から準備し、閉幕後も続く ――広報って、どんな仕事?

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みて、つくって、まなんで。市民のアトリエはアートとつながる場所。――vol.9 市民のアトリエ エデュケーター 森未祈(左) / 北川裕介(右)

2023年度のリニューアルオープンに向けた大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。美術館のスタッフはお休みのあいだも忙しく働いているようですが、彼らはいったい何をしているの? そもそも美術館のスタッフってどんな人? そんな素朴なギモンにお答えするシリーズ第9弾は「市民のアトリエ」のエデュケーターが登場。休館中は拠点となるアトリエが使えませんが、市民のアトリエは「PLOT 48」に拠点を移してプログラムを実施しています。さらに、美術館を飛び出してみなさんの街にアート体験

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【横浜美術館コレクション×18区】まとめ

横浜美術館のコレクション(所蔵作品)の中には横浜市内18区と関連する作品があるのをご存知ですか?横浜の風景が描かれた作品、横浜出身の作家や横浜を拠点に制作活動にはげんだ作家の作品など、数多く所蔵しています。「横浜美術館コレクション×18区」では18区ゆかりの作家や作品をご紹介します。

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  • 18本

陽光差すアトリエで描いた、健やかな子らの姿―島田四郎《少年笛を吹く》

横浜美術館のコレクション(所蔵作品)の中には横浜市内18区と関連する作品があるのをご存知ですか? 横浜の風景が描かれた作品、横浜出身の作家や横浜を拠点に制作活動にはげんだ作家の作品など、数多く所蔵しています。 今回は、瀬谷区ゆかりの画家・島田四郎の作品についてご紹介します。 島田四郎(1905-1986)は、瀬谷区に暮らし、アトリエを構えた画家です。 富山県に生まれ、県立工芸学校(現・富山県立高岡工芸高等学校)の工芸図案科を卒業した島田は、上京して西早稲田にあった日本美

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木の「声」をきく―澄川喜一《そりのあるかたち》

横浜美術館のコレクション(所蔵作品)の中には横浜市内18区と関連する作品があるのをご存知ですか? 横浜の風景が描かれた作品、横浜出身の作家や横浜を拠点に制作活動にはげんだ作家の作品など、数多く所蔵しています。 今回は、緑区にある鴨池橋のデザイン監修をしたことでも知られる彫刻家・澄川喜一の《そりのあるかたち》についてご紹介します。 すっと立ちあがる木の彫刻。木のもつ自然な形を切りとったかのような作品です。木にはそれぞれ個性があり、木の「声」に耳を傾け、対話しながら形を彫り

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撮るのも撮られるのもひと苦労ー下岡蓮杖《三人の少年》

横浜美術館のコレクション(所蔵作品)の中には横浜市内18区と関連する作品があるのをご存知ですか? 横浜の風景が描かれた作品、横浜出身の作家や横浜を拠点に制作活動にはげんだ作家の作品など、数多く所蔵しています。 今回は、中区ゆかりの作品、下岡蓮杖《三人の少年》についてご紹介します。 幕末に現在の横浜市中区野毛で営業写真館をはじめた下岡蓮杖は、名刺判と呼ばれる小さなお土産用の写真を数多く撮影しました。とくに蓮杖が得意としたのは、この写真のような外国人向けの風俗写真です。着物

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「繭」でつむいだ「造形詩」ー由木礼《けものたちはみな去ってゆく》

横浜美術館のコレクション(所蔵作品)の中には横浜市内18区と関連する作品があるのをご存知ですか? 横浜の風景が描かれた作品、横浜出身の作家や横浜を拠点に制作活動にはげんだ作家の作品など、数多く所蔵しています。 今回は、泉区ゆかりの作品、由木礼《けものたちはみな去ってゆく》についてご紹介します。 雲が走り、大地に映じる影もゆらめき、植物はぐんぐん伸びていく――。定点撮影したビデオを早送りで見ているような疾走感をおぼえませんか?長く泉区中田北に住まった木版画家・由木礼の作品

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