横浜美術館

みなとみらい21地区の中心に位置する、近現代美術を専門とする美術館。ただいま大規模改修…

横浜美術館

みなとみらい21地区の中心に位置する、近現代美術を専門とする美術館。ただいま大規模改修工事のため長期休館中ですが、お休みの間の出来事や、コレクション作品の魅力などをお伝えしていきます。2024年3月の再開館をお楽しみに! https://yokohama.art.museum/

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  • 【#休館中日記】まとめ

    大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしていきます!ぜひご覧ください。

  • 【横浜美術館クイズ】まとめ

    横浜美術館やコレクション作品に関するクイズを出題します。ぜひご参加ください!

  • 【今月の1点】まとめ

    13,000点を超えるコレクション作品から、学芸員のテキストでご紹介します。

  • 【美術館のひとびと】まとめ

    リニューアルオープンに向けた大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。この機会にさらなる魅力アップを図ろうと意気込む美術館のスタッフは、お休みのあいだも忙しく働いているようです。でも、いったい何をしているの? そもそも美術館のスタッフとはどんな人で、どんな仕事をしている人? そんな素朴なギモンに、日ごろ表に出ることのない美術館のひとびとがお答えします!

  • 【横浜美術館コレクション×18区】まとめ

    横浜美術館のコレクション(所蔵作品)の中には横浜市内18区と関連する作品があるのをご存知ですか?横浜の風景が描かれた作品、横浜出身の作家や横浜を拠点に制作活動にはげんだ作家の作品など、数多く所蔵しています。「横浜美術館コレクション×18区」では18区ゆかりの作家や作品をご紹介します。

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より明るく快適に生まれ変わる横浜美術館で心地良い時間をお過ごしいただきたい。――vol.12 館長 蔵屋美香

2023年度のリニューアルオープンに向けた大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。美術館のスタッフはお休みのあいだも忙しく働いているようですが、彼らはいったい何をしているの? そもそも美術館のスタッフってどんな人? そんな素朴なギモンにお答えするシリーズ第12弾は、いよいよ館長が登場。2020年4月に就任し、まさに新生・横浜美術館の舵取役として奮闘中です。リニューアルで何が変わるのか、変わらないのか。そして横浜美術館はどこへ向かおうとしているのか。今お話しできる最新情

    • 【#休館中日記】vol.26(2023年11月配信)

      大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!

      • 横浜美術館クイズ

        休館中の新企画として「横浜美術館クイズ」をスタートします。月に1回、横浜美術館やコレクション作品に関するクイズを出題します。ぜひご参加ください! 〈第26問〉 横浜美術館は、「日本のモダニズム建築の巨匠」と称される建築家によって設計されました。その建築家は一体誰でしょう。 ①菊竹清訓 ②丹下健三 ③前川國男 ④磯崎 新 みんなの回答をチェック  クイズの正解はこちら 〈第25問〉 横浜美術館が建つ「みなとみらい21地区」は大部分が海を埋め立てて造られました。今年は事業着

        • 幕末の横浜生まれ、サムライ姿の西洋人像―伝 五姓田芳柳《外国人男性和装像》

          13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。 裃を着けた江戸時代の武士の姿で立つ男性。その顔立ちは外国人です。この絵には西洋と日本が合わさった不思議さが感じられます。江戸時代の末、港が開かれた横浜は、外国からの人々や商品が上陸し、活気ある交流で賑わう街となりました。五姓田芳柳は、浮世絵や、正統な絵画の流派であった狩野派に学んだだ

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        • 【横浜美術館コレクション×18区】まとめ
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        • 【アートでめぐる横浜18区】まとめ
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          【レポート】横浜信用金庫3つの支店で淺井裕介さんが公開制作を行いました

          前回のレポートでご紹介した「土絵具」を用いて、現代美術家 淺井裕介さんの作品制作が本格的に始まりました。 そのスタートを飾ったスペシャルな取り組みは、横浜信用金庫様の3つの支店を巡る「公開制作ツアー」!2023年10月の3・4日に鶴ヶ峰支店(旭区)、11・12日に本店営業部(中区)、18・19日に市場支店(鶴見区)で行われました。 淺井さんは、今回制作する作品が横浜信用金庫様の100周年記念事業に因んでいることから(横浜市ウェブサイト「横浜市長の部屋」)、「支店で働いている

          【レポート】横浜信用金庫3つの支店で淺井裕介さんが公開制作を行いました

          【#休館中日記】vol.25(2023年10月配信)

          大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!

          【#休館中日記】vol.25(2023年10月配信)

          凛とした佇まいのあなたは?―エドガー・ドガ《ルーヴル美術館考古展示室にて、メアリー・カサット》

          13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。 つばのある帽子をかぶり、ウエストをしぼった大きな襟の上着をきこなす女性。彼女は当時の最新ファッションに身を包み、パラソルではなく男性用の雨傘を手にしています。彼女はドガの弟子であった画家メアリー・カサット。そして、その横に座る女性はカサットの姉がモデルになっていると目されます。当時の

          凛とした佇まいのあなたは?―エドガー・ドガ《ルーヴル美術館考古展示室にて、メアリー・カサット》

          【レポート】淺井裕介さんの作品に用いる「土絵具」を、皆で力を合わせて作りました!

          長く残暑が続く9月半ばの土曜日、PLOT 48(横浜美術館仮事務所)において、現代美術家 淺井裕介さんが作品制作に用いる「土絵具」を作る作業を、ボランティアの皆さんと一緒に行いました。 この「土絵具」で淺井さんが作品制作をするプロジェクトは、横浜信用金庫様が創業100周年を記念して行った、横浜市文化基金への寄付によって実現しました。(参照:横浜市ウェブサイト「横浜市長の部屋」) 完成した作品は横浜美術館に収蔵されるため、私たちはこの作品の制作が順調に進むよう、淺井さんをサポ

          【レポート】淺井裕介さんの作品に用いる「土絵具」を、皆で力を合わせて作りました!

          【#休館中日記】vol.24(2023年9月配信)

          大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!

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          謎めいたタイトルに込められた複雑な気持ち―瑛九《「眠りの理由」より》

          13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。 写真の印画紙の上に直接ものを置き、感光させる、「フォトグラム」という技法で作られた作品です。表紙にはフランス語で「Raison du sommeil(眠りの理由)」。謎めいたタイトルは、おそらくスペインの画家、フランシスコ・デ・ゴヤの有名な版画《理性の眠りは怪物を生む》(1799年)

          謎めいたタイトルに込められた複雑な気持ち―瑛九《「眠りの理由」より》

          【#休館中日記】vol.23(2023年8月配信)

          大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!

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          瞬間を切り取る―恩地孝四郎《ダイビング》

          13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。 わずかにのぞくプールの飛び込み台とうっすら広がる雲が、今まさに飛び込もうとしている女性を見上げた場面であることを教えてくれます。上部を大きく占めるのは、丸みを帯びた水着の暗い色面。空中でまっすぐに伸びた彼女の腕や足は、大胆に切り取られています。実はこの頃より恩地はカメラに高い関心を示

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          暮らしに溶け込む季節感−山を描かず山開き示す美人画―尾形月耕《山開き》

          13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。 明治期、小説の単行本で読者を引き付けた木版の口絵は、文芸雑誌にも付けられるようになります。出版社の博文館は『文芸倶楽部』に、手間をかけた多色木版の口絵を付けました。初め、掲載された小説の登場人物を紹介しましたが、小説が仕上がってから読み込んで絵を描くのは、工程の上で負担でした。そこで

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          オリジナルなおばけをつくろう!

          「横浜[出前]美術館」−瀬谷区編−現在、大規模改修工事のため長期休館中の横浜美術館。 お休みのあいだ、横浜美術館の学芸員やエデュケーター(教育普及担当)が美術館をとびだして、レクチャーや創作体験などを市内各地におとどけする「横浜[出前]美術館」! 18区の最後を飾る第18弾は、瀬谷区の横浜市瀬谷区民文化センター あじさいプラザに、エデュケーターによるワークショップ「シュールなおばけをつくろう!」をお届け!その様子をレポートします。 そのほか、18区の魅力を発見する「みんな

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          陽光差すアトリエで描いた、健やかな子らの姿―島田四郎《少年笛を吹く》

          横浜美術館のコレクション(所蔵作品)の中には横浜市内18区と関連する作品があるのをご存知ですか? 横浜の風景が描かれた作品、横浜出身の作家や横浜を拠点に制作活動にはげんだ作家の作品など、数多く所蔵しています。 今回は、瀬谷区ゆかりの画家・島田四郎の作品についてご紹介します。 島田四郎(1905-1986)は、瀬谷区に暮らし、アトリエを構えた画家です。 富山県に生まれ、県立工芸学校(現・富山県立高岡工芸高等学校)の工芸図案科を卒業した島田は、上京して西早稲田にあった日本美

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          【#休館中日記】vol.22(2023年7月配信)

          大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!

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