今につたわる今井川のほとりの小さな社―亀井竹二郎が見た明治初期の保土ヶ谷宿
横浜美術館のコレクション(所蔵作品)の中には横浜市内18区と関連する作品があるのをご存知ですか?
横浜の風景が描かれた作品、横浜出身の作家や横浜を拠点に制作活動にはげんだ作家の作品など、数多く所蔵しています。
今回は、保土ケ谷区ゆかりの作品、亀井竹二郎の《保土谷駅 望湯殿山「懐古 東海道五十三次真景」より》についてご紹介します。
亀井竹二郎は、写真師にして画家でもあった横山松三郎や下岡蓮杖に就いて西洋画の技法を習得し、石版画の仕事にもたずさわった草創期の洋画家です。今日