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いまは自分という生き物を整理整頓する時期。「複数性」という版画の考え方が整理できたとき、次のステップに進める気がしています。
横浜美術館では、将来活躍が期待される若手アーティストを紹介する小企画展「New Artist Picks」を、2007年よりアートギャラリーなど館内の展示スペースで開催してきました。
大規模改修工事による休館中は、その特別版となる「Wall Project」として、グランモール公園「美術の広場」に面した工事用仮囲いで、2回にわたり若手アーティストの創作を紹介します。
第1回目は、銅版画を主な表現手
見る角度で形が変わる山⁉―ポール・セザンヌ《ガルダンヌから見たサント=ヴィクトワール山》
13,000点をこえる横浜美術館のコレクション作品から、毎月選りすぐりの1点をご紹介するシリーズ。学芸員がコンパクトに解説します。おなじみの作品も、はじめましての作品も、どうぞご堪能ください。
サント=ヴィクトワール山は、セザンヌが生まれた南仏のプロヴァンス地方にある標高およそ1,000m、東西18㎞以上にわたり長くのびる石灰岩の山です。セザンヌは、この山を描いた油絵を30点以上残しました。それ
【#休館中日記】vol.10(7月配信)
大規模改修工事のため、長期休館中の横浜美術館。「お休みの間は何をしているの?」と思われますよね。そこで「#休館中日記」では、リニューアルに向けて準備を進める横浜美術館スタッフの様子をお伝えしています!
横浜美術館所蔵作品とたどる、現代工芸の魅力
「横浜[出前]美術館」-旭区編-現在、大規模改修工事のため長期休館中の横浜美術館。
お休みのあいだ、横浜美術館の学芸員やエデュケーター(教育普及担当)が美術館をとびだして、レクチャーや創作体験などを市内各地におとどけする「横浜[出前]美術館」!
第9弾は、旭区の横浜市旭区民文化センター サンハートに、学芸員によるレクチャー「現代工芸の世界―素材と技法を手がかりに」をお届け!その様子をご紹介します